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HOI4/ユーゴ戦記 −ひとつの国、ひとつの夢ー/1947年7月 第三次世界大戦 後編

目次

1947年7月 ミンスク

ミンスクまで侵攻したユーゴ軍。モスクワを前に短い夏が始まろうとしていた。

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ストヤディノヴィッチ.png殿下、連合国が約束通り遠征軍を派遣して来ました。

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ストヤディノヴィッチ.png全172師団です。我が軍はクロアチアの軍と合わせて93師団なので倍近くです・・・ですが。

連合軍が遠征軍として派遣してきたトータル師団数

共和イタリア14
イギリス53
ドイツ連邦48
ギリシア31
スイス14
オランダ12

パヴレ1.pngどうした?顔色がすぐれんが。
ヨシップ・ブロズ・チトー.pngこいつらのほとんどは歩兵で、しかも大半が新兵だ。

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パヴレ1.pngなんだと?
ストヤディノヴィッチ.pngデタラメな編成ですな。戦闘幅28とか。
ヨシップ・ブロズ・チトー.png我が軍と連携するにも戦闘幅もまちまちなので連携した作戦行動は無理だ。
ストヤディノヴィッチ.pngなまじ前線に配置したところで補給線に莫大な負担を掛けることは明白です。
ストヤディノヴィッチ.pngましてやソ連の地は劣悪なインフラ環境ですので補給切れになるのは目に見えてます。
パヴレ1.pngやられたな。ハリファクスの狙いが見えてきたぞ。
パヴレ1.png我々を消耗戦に引きずり込み、スターリンとともにシベリアの地に葬る気だな。
ヨシップ・ブロズ・チトー.png新兵でも飯ばかり食うことは一人前だからな。どうすることもできん。
パヴレ1.pngだがこのままではラチがあかない。我が軍だけでももはや伸びきった戦線を支えるのは難しくなって来ている。飢える前に電撃的に攻勢を行うぞ。
パヴレ1.png参謀長はユーゴ軍、遠征軍を再編成して攻勢地点と防衛地点に配置し直してくれ。
ヨシップ・ブロズ・チトー.pngわかった。
パヴレ1.png補佐官は産業相と連携して、モスクワ、スターリングラード、レニングラードまで可能な限りの兵站の構築を頼む。
ストヤディノヴィッチ.pngわかりました。

1947年9月 ロンドン

ハリファックス卿.pngふふふ。パヴレめ。送った援軍は気に入ってくれたかな?
パッリ.png首尾よく行きましたな。これから冬ですし、奴らはソビエトのど真ん中で暖をとるのも苦労するでしょう。
ハリファックス卿.pngだが派遣した我々の遠征軍も無事では済まないな。餓えと寒さである程度の犠牲は出るだろう。
パッリ.png何をおっしゃいますか。パヴレとユーゴを葬れるのであれば安い代償です。
ハリファックス卿.png(ふん、自分自身に禍の火の粉が降りかからなければ、いくらでも涙も流せるのだろう。このドブネズミめが。)

1948年2月 ミンスク郊外

パヴレ1.pngあれから冬を越し、半年近く経った。一体何度目の包囲殲滅だ・・・いい加減気が滅入ってきた。
ストヤディノヴィッチ.png大小合わせて12回ということになります。
ヨシップ・ブロズ・チトー.png少しやつれたか。殿下。
パヴレ1.png私は大丈夫だ。それより被害状況は?
ストヤディノヴィッチ.png我が軍の被害状況は77kということで、かなり少ない状況です。
ストヤディノヴィッチ.png一方、ソ連の被害は7.82Mというところです。

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パヴレ1.png数字だけ見れば圧倒的だな。
ヨシップ・ブロズ・チトー.pngだがまだ想定では最大見積もりで210-500師団を有している。
ヨシップ・ブロズ・チトー.png間をとったとしても350師団はいるということになる。
ストヤディノヴィッチ.png半分削ったというところでしょうか。
パヴレ1.pngキリがないな!畑から兵士が採れるとはよく言ったものだ。まさか本当に畑から採れるわけではあるまいな。
パヴレ1.png包囲殲滅からの転換が必要だ。ここからは直線的にモスクワ、スターリングラード、レニングラードを落とすしかない。
ヨシップ・ブロズ・チトー.png承知した。戦車師団を中心に直進撃させ、各都市まで突破する。
ヨシップ・ブロズ・チトー.png突出したところに出来た防衛戦線には、遠征軍の歩兵師団を割り当てて壁を作る。
パヴレ1.png大丈夫か。あまり数だけ揃えても兵站が崩壊するだけだぞ。
ストヤディノヴィッチ.pngそれにしても手弁当でも持って来ればいいのですが、すべて我が軍の補給頼りですからね。
ストヤディノヴィッチ.pngピクニックにでも来ているつもりでしょうか遠征軍は。
ヨシップ・ブロズ・チトー.pngそこはもう諦めるしかない。とにかく今は各都市を落とすのが先決だ。
パヴレ1.pngハリファクスめ。この戦いが終わったらパンの一切れまで細かく請求してやるぞ。
ヨシップ・ブロズ・チトー.pngそれもこれも終わってからだ。
パヴレ1.pngよし。作戦を遂行しろ。

補給と極寒に悩まされながらもユーゴ軍は進軍を続け、モスクワ付近まで迫っていた。

1948年2月 モスクワ

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スターリン.pngくそ!!ここはダメだ。脱出するぞ!!
スターリン.pngすぐに脱出用の機を手配しろ!!
スターリン.png・・・・
スターリン.pngしまった。パイロットや運転手も全員粛清していたのだ。
スターリン.png自分で運転するしかないな。カチューシャでGo!!

(ブロロロロローーーーー!)

ヨシップ・ブロズ・チトー.pngモスクワ、レニングラードを占領したぞ!
パヴレ1.pngスターリンは!?
ストヤディノヴィッチ.png逃げられたようです。
パヴレ1.pngあとはスターリングラードだな。
ヨシップ・ブロズ・チトー.png同時侵攻している。もう時間の問題だ。

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1948年7月 スターリングラード

ストヤディノヴィッチ.pngスターリングラードも陥落です!
ヨシップ・ブロズ・チトー.pngスターリンが立て籠もるウォッカ工場を包囲したぞ。だが爆撃の影響で火災が発生している。
ヨシップ・ブロズ・チトー.pngこれ以上は炎で近づけん。
ストヤディノヴィッチ.pngなぜウォッカ工場に・・・
パヴレ1.png見ろ。工場の最上階の窓から奴が何やら叫んでいる!
スターリン.png聞こえているかパヴレ!!これで終わったと思うなよ!
スターリン.pngお前は所詮、イギリス、フランス、アメリカの猟犬にすぎん!
スターリン.png猟犬は狩るべき獲物がいなくなったら用無しだ!
パヴレ1.png・・・
スターリン.pngお前もユーゴも、もはや大国には目障りな存在だ!地獄でお前のための特等席とシャンパンを用意して待っているぞ!
スターリン.pngふ、ふは、ふはははははははは!!!

(ズドーーーーーーーン!!)

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ヨシップ・ブロズ・チトー.png爆発した。
ストヤディノヴィッチ.pngどうやら地下に貯蔵された濃縮ウォッカに引火したようです。
パヴレ1.png・・・
パヴレ1.png(確かにもうすぐ世界は連合国陣営のみとなる)
パヴレ1.png(私は、ユーゴは、果たして選択を間違ったのであろうか)
・・・

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ヨシップ・ブロズ・チトー.pngしかしまぁ・・・何とか終わったな。
パヴレ1.png・・・ああ。
ストヤディノヴィッチ.pngコミンテルン陣営もまだ中国が降伏していませんが、情勢的に時間の問題ですね。消化試合になるでしょう。
ストヤディノヴィッチ.pngここらへんでユーゴ戦記も終わりですかね。何だか寂しいものです。
ヨシップ・ブロズ・チトー.pngこれからどうするのだ?殿下。
パヴレ1.png・・・そうだな。私は・・・

(ブロロロロロロローーーーー!)

ストヤディノヴィッチ.pngん?あれはクロムメッキの特別仕様ワーゲン。確か産業相のクルマではありませんか?
ストヤディノヴィッチ.png随分慌ててこちらに飛ばして来ているみたいですが、何かあったんでしょうか。

(キキーーーーー!!)

ヒトラー.pngた、た、た、たたたた、大変です!殿下!!
ヨシップ・ブロズ・チトー.pngどうした?エヴァ(エヴァ・ブラウン.png←この人)を間男に寝取られでもしたか?
ヒトラー.pngそんな冗談を言っている場合ではございません!!
ヒトラー.pngロンドンからの電文です。これをご覧ください。

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ストヤディノヴィッチ.pngな・・・

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パヴレ1.pngなん・・・だと・・・

ヨシップ・ブロズ・チトー.pngバカな!まだコミンテルン陣営は降伏しておらんのだぞ!
ヨシップ・ブロズ・チトー.png誤報ではないのか!?
ヒトラー.png連合各国の大使は自国に戻る準備をしています。コメントはありませんが・・・
ヒトラー.png複数の情報筋の情報を照合しても事実のようです・・・
ストヤディノヴィッチ.png殿下・・・
パヴレ1.png・・・
パヴレ1.png急ぎ本国に引き上げるぞ。話はそれからだ。ユーゴス!!
ストヤディノヴィッチ.pngヨシップ・ブロズ・チトー.pngヒトラー.pngラッビィーア!!

ソ連を下したユーゴ。2年近い戦いは終わり、平和が訪れるはずであった。
しかし突如として届いた一通の電文。それは、ユーゴスラビアの悲劇の始まりでもあった。
 
1948年9月 ユーゴ最後の戦い 前編へ続く
 


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