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HOI4/神聖ローマ帝国・女帝降臨/10 神聖ローマ帝国の黄昏

アメリカ・カナダへの上陸作戦

グデーリアン.pngいよいよ最後の大トリに掛かれるな。何とか、カナダ東部のイギリス領、ラブラドール州に上陸することが出来ている。
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グデーリアン.pngここを拠点にワシントンに向けて進軍するぞ。
ロンメル2.png私の方は一部はオーストラリアに向けて進軍しますが、装甲師団の主軍は元帥とともにアメリカ侵攻作戦に加わります。
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アデナウアー.pngカナダ東部はインフラの貧弱な地域です。領土が確保でき次第、インフラ、飛行場、レーダー、対空砲を最大に拡張します。
ロンメル2.pngアメリカに侵攻する際には、西海岸ルート、東海岸ルート、メキシコルートの3つがありますが、この東海岸ルートが最もインフラが弱く、厳しいルートですね。
ツェツィーリエ.pngもう民需工場も余ってきているので、工業力にものを言わせて進めていくわよ。
グデーリアン.pngところで海軍の状況はどうだ?ヴィクトリア。
ツェツィーリエ.pngさすがアメリカというところね。ニューヨーク沖あたりは航空機による攻撃が激しくて、近寄らせてもくれないわ。もう超重戦艦が2隻も沈んじゃったわよ。
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ツェツィーリエ.png陸軍にもう少し沿岸部の港を抑えてくれれば、アメリカの艦隊と決戦できるわ。
ツェツィーリエ.pngそれまではラブラドールまでの上陸ルートは確保しておくわ。
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ツェツィーリエ.pngそれより、今回は最後の戦いですからね。私も親征するわよ。
グデーリアン.pngな、何だと!?親征!?
ロンメル2.pngま、まさかあの超重戦車が・・・!?
ツェツィーリエ.png私の親征用の師団編成よ。
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グデーリアン.pngな、なんだこりゃ!?お前少しは戦闘幅とか意識しろよ!
ロンメル2.png・・・元帥、言っても無駄ですよ・・・大艦巨砲主義が陸上でも実現するわけです。
ツェツィーリエ.pngそして私が親征する以上、移動する玉座は必要よ。
アデナウアー.png陛下。玉座の試作品ができております。
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グデーリアン.png・・・
ロンメル2.png・・・
ツェツィーリエ.pngじゃあ、あなたたちの部隊に配属させるから、よろしくね。
グデーリアン.pngこんな虚飾に満ちたピクニックはお前に任せる。ロンメル。俺はやることがあるのでな。
ロンメル2.pngまったく!都合が悪くなるとすぐに私に押し付けて。
・・・

グデーリアン.png侵攻を開始するぞ。
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・・・
・・

トルーマン.png北米にも、神聖ローマ帝国の侵攻が始まったようだな。
マッカーサー.pngはい。すでにカナダの東側は徐々に占領され、ニューヨーク、ワシントンにもいずれ奴らの軍がやってくるでしょう。
マッカーサー.png陸軍の残された力が、彼らを防ぎきるかどうか、微妙なところです。
トルーマン.png旧態依然とした専制君主国家に民主主義が倒されるか・・・時代が何百年も巻き戻ってしまう。
トルーマン.png我々の民主主義の灯を絶やしてはいかん。中米、南米、そして太平洋、可能な限り、戦いを継続していってもらいたい。
マッカーサー.png我々も最善を尽くします。その間、大統領は同盟各国に連携を呼び掛けてください。

・・・

アデナウアー.png先ほど、野党派メキシコが連合国に加盟したとのことです。
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グデーリアン.pngめんどくさいな。また主要国が増えた。
アデナウアー.png・・・よく見たら、ブラジルもですね。ニュージーランドなども主要国に入っています。
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ツェツィーリエ.png戦争を終わらせるには南米に行かないといけなくなっちゃったわね。
ロンメル2.png私の部隊はオーストラリア攻略に精一杯です。元帥の部隊で南米はお願いします。
グデーリアン.pngう・・・俺は腹が痛くなってきた!ロンメル、お前が行ってくれ〜
ロンメル2.pngまったく。
ロンメル2.pngニューヨークを攻略しました。
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ロンメル2.pngさらにオーストラリア攻略も成功です!
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ツェツィーリエ.png完璧よ!ロンメル!
グデーリアン.pngこっちももうワシントンD.C.は目の前だ。包囲には成功している。
ツェツィーリエ.png私の出番ね。
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(ドドドド!!)

ツェツィーリエ.pngふふふ。行くわよ。
グデーリアン.pngな、何だありゃ。確かに凄い迫力だな。
ツェツィーリエ.pngどう!?ワシントンD.C.を落としたわよ。
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グデーリアン.png・・・(それ、現代戦車部隊の功績だけどな)
ロンメル2.png・・お、おめでとうございます。

ロンメル2.pngそれにしても、すごい迫力ですね。戦車が戦車をひき潰す、そんな感じです。
グデーリアン.png攻撃力4桁とか行くのか・・・実際どう?強いのか?
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ロンメル2.png正直、弱いです(小声)。平地への攻撃や防衛に関しては無類の強さを発揮しますが、その他の地形ではデバフが凄すぎるのでしょうか?使ってみて強烈なインパクトはありません。
グデーリアン.pngやはり現代戦車が安定した力を発揮するということだな。同じ時代に作れるのであれば、圧倒的にこっちだな。
ロンメル2.pnghoi4における超重戦車や超重戦艦のメリットはもう少し見直してほしいですね。
グデーリアン.pngま、ヴィクトリアみたいな大艦巨砲主義の自己満足に使うのなら、それはそれでいいのだがな。

ツェツィーリエ.pngもうほとんど壊滅状態に追い込んだアメリカ海軍に最後の決戦を挑むわよ。
ツェツィーリエ.png爺!来たわよ!
アデナウアー.png無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ーーー!!URYYYYYYYーーーーーッ!!
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ニミッツ.pngぐはぁーーー!!
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ツェツィーリエ.pngあーーー!気持ちいい!これでスッキリしたわ!
ロンメル2.png・・・(最後だからもう好きにさせましょう)
グデーリアン.png・・・(あー、もうめちゃくちゃだよ)

グデーリアン.pngアメリカ合衆国降伏だ!
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ロンメル2.pngカナダ、メキシコもほぼ同時期に降伏です。
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ツェツィーリエ.png完璧よ!これで終わったわね!

・・・やがてニュージーランド、ブラジル第二共和国など連合主要国はすべて降伏した。
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1948年7月。神聖ローマ帝国は世界を制し、名目共に世界に冠たる帝国となった。
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エピローグ

・・・神聖ローマ帝国とその占領地はヴィクトリア1世の親政により、戦前とは比べ物にならないほどの速度で発展していった。
公平な税制、産業奨励による経済の活性化とそれによる低い失業率、充実した社会保障制度、高度な教育制度と高い識字率。完全な治安維持による低い犯罪率。
どれを取っても文句のつけようのない制度であった。
しかし、人々は、与えられたその完璧すぎる社会システムに、どこか息苦しさを感じていた。

・・・
・・

ツェツィーリエ.pngゲホ!ゲホ!
アデナウアー.png大丈夫ですか。陛下。ここのところ咳が多くなってきております。
ツェツィーリエ.png大丈夫よ。ちょっと風邪が長引いているだけ。
アデナウアー.png食欲もあまりよろしくないように思えます。先日、はじめて陛下が料理を残されたということで、ムタグチ料理長も嘆いておりましたぞ。
ツェツィーリエ.pngそれより最近、グデ夫の姿が見えないわね。
ロンメル2.png元帥は先の大戦で得た経験を元に戦車の運用に関する本を出版するため、書斎に引きこもっているようです。
ツェツィーリエ.pngご苦労なことね。世界から戦争がなくなっちゃったのに。
ツェツィーリエ.pngその本は返品の山になるわね。出版社からの苦情で彼も困ることでしょう。
ロンメル2.pngた、確かにそうですね。今、軍はどんどん縮小していますし。
アデナウアー.pngそして軍事費が掛からなくなった予算は産業や教育、社会保障に回しています。これから帝国はさらに発展していきますよ。
ツェツィーリエ.pngそうかしら?人々もそう喜んでいるようには見えないわ。何て言うか、こう、堅い感じがするわね。そこが完璧じゃないのよ。
ロンメル2.png・・・
ツェツィーリエ.pngそれより完璧じゃないといえば、もうひとつあったわ。
アデナウアー.pngどういうことです?
ツェツィーリエ.png完璧に行き遅れたわ。もう私も31よ。
ロンメル2.png何をおっしゃいます。陛下はまだお若い。
アデナウアー.pngそうです!陛下はまだ若いです!いくらでも相手はおります!
ツェツィーリエ.png履歴書に「趣味は世界征服」って書く女、どこの誰がもらってくれるのよ。
ツェツィーリエ.pngそれとも、ロンメル、あなたが貰ってくれる?
ロンメル2.png・・・ご、ご冗談を!
ツェツィーリエ.png・・・
アデナウアー.pngわ、私も孫がおりまして、もうすぐその孫にも子が生まれて、ひいお爺ちゃんになるほどの・・・
ツェツィーリエ.png別に爺に聞いているわけじゃないわよ。
アデナウアー.pngあ、は、はは、そうですな!は、ははははは!
ツェツィーリエ.pngまあいいわ。ゴホ!ゴホン!そろそろ飽きて来たし、皇帝辞めるわ。こっちは冗談じゃなくて本気よ。
アデナウアー.pngえーー!
ツェツィーリエ.png爺。あなたがやりなさい。
アデナウアー.pngわ、私にそんな至高の座など務まりません!腰が抜けそうになることをおっしゃらないでください。
ロンメル2.png陛下が本気かどうかはわかりませんが、それであれば立憲君主制として実質的な政治は民に任せる、そういうことでどうでしょう。
ツェツィーリエ.pngさすがロンメル、あなたは単なる軍人じゃないわね。
ツェツィーリエ.pngバカの一つ覚えで敵を見たら猪突を繰り返すグデ夫とは大違いだわ。
ツェツィーリエ.pngそうね。立憲君主制、そうしましょう。それだったら爺もいいでしょう?初代首相やってくれる?
ツェツィーリエ.pngあなたも昔はケルン市の市長をやっていたし、ちょっと世界規模に大っきくなっちゃったぐらいと思えばいいのよ。
アデナウアー.pngちょっと大きくなったぐらい・・・はぁ、そ、それであれば、、まぁ。
ツェツィーリエ.png決まりね。私は生まれ育ったポツダムあたりに、小さな家を一軒頂けるかしら。
ツェツィーリエ.png家族は誰もいなくなっちゃったけど、そこで気楽に暮らすわ。
ロンメル2.png陛下・・・

・・・やがて神聖ローマ帝国は立憲君主制に移行。*1

しかし、その一年後、ヴィクトリアは病で死去した。

わずかな知人に看取られた最期であった。*2

帝国の巨大な機構はアデナウアーの手に余った。

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アデナウアーは帝国の領土を解放し、自治権を認めてかつての国々を独立させた。
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ヴィクトリアが完璧を目指して作り上げた法や秩序は、その緩やかな立憲君主連合体で生き続けた。
しかしその地域に住む人々は、それを独自の法律に変化させ、自分たちの国を作っていった。
人々は、与えられた完璧な制度システムより、遅々たる歩みであっても自分たちで考え、悩み、行動することを選んだのだ。

人々は活気や熱意を持って取り組んでいった。

少しの不完全さが混じり、完璧ではないもの。それでも人は、より完璧にするために、失敗を繰り返しながらも前に進む。
それがヴィクトリアの望んだ真の完璧な姿だったのかもしれない。


*1 神聖ローマ帝国から民主主義にイデオロギー変更しようとしましたが、できませんでした。ディシジョンで行ったものはダメかもしれません
*2 フィクションです。hoi4の指導者はイベントじゃない限り死なないんですかね。

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