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HOI4/待機所マルチ道場/歩兵の防衛戦術

HOI4/待機所マルチ道場

概要

ルーデル様.png この項目では歩兵を使った防衛戦術を紹介していきます。

ルーデル様.png とは言うものの、対人戦における歩兵の相手は集中運用してくる機甲師団、航空機、そして大規模な歩兵師団です。

ルーデル様.png AIと違って無謀な攻勢は望めません(AIは数的有利で装備さえ充足していれば攻撃しています。たとえ突破できないにしても!)し、広範囲の前線を一人で操作するには高いプレイヤースキルを求められます。

ルーデル様.png ここに書かれていることを実践したとしても、完璧に攻撃を防ぎきれるわけではないという事を前置きしておきます。

ルーデル様.png しかし、理解しているのとしないのでは雲泥の差があるのもまた事実。防衛戦のやり方を一つづつ見ていきましょう。

解説

ルーデル様.png まず、皆さんは歩兵をどの位置に配備していますか?

https://i.imgur.com/u6LO7vk.png

ルーデル様.png 最前線ですか?待機所ではこの位置で防衛する事は(なにか明確な意図が無ければ)殆どありません。

ルーデル様.png 色々な要素が挙げられますが、例えば独ソ演習MODであればこちら。

https://i.imgur.com/PJcEMoS.png

ルーデル様.png ゲルマン=オペレーション=バルバロッサ…そう、バルバロッサ作戦のディシジョンです。

ルーデル様.png このディシジョンが発動している間、ドイツ軍は90日間「計画立案速度+20%、移動による指揮統制率の減少-10%、最大立案+100%」を獲得します。

ルーデル様.png 最も注目するべきなのは最大立案+100%でしょう。簡単に言えば90日間の攻撃力を倍にすると言っているようなものなのです。

ルーデル様.png 何の考えもなく攻撃力を倍にしたドイツ軍と戦うのは自ら蹂躙されにいくようなものです。もっと有利な戦場を作り上げる必要があります。

河川防御・地形防御

ルーデル様.png さて、前線以外のどこで守ろうか…と考えたとき、最もわかりやすい防衛ラインがMAP上に表示されています。

ルーデル様.png それが河川です。

ルーデル様.png 河川を渡って攻撃をしようとする場合、渡河ペナルティとして-30%が付与されます。また機甲師団(戦車や自動車化歩兵など)はユニットに渡河ペナルティが-10%程付与されており、河川での攻撃を苦手としています。

ルーデル様.png つまりそれだけで攻撃力を-40%するとが可能という訳です。

ルーデル様.png また河川以外にも、都市、森林、沼地などは機甲師団が苦手としており、歩兵にとって有利な地形です。反対に平地などは機甲師団はペナルティを受けることなく進撃してくるため不利な地形といえるでしょう。

ルーデル様.png 要塞があればそこで守るのも良いでしょう。しかし広い前線全てをカバーするような要塞を作る民需工場があれば、軍需工場を増やして歩兵師団を作った方が良いです。要塞は相手に取られてしまうと、逆に利用されてしまいます。(独ソ演習MODの場合、ルールで要塞建設は禁止されています。他のシナリオでも要塞の建設レベルを制限している場合があります)

https://i.imgur.com/4QRTQMa.png

(こちらは平地で守っている戦場。機甲師団の攻撃力が522と表示されている)

https://i.imgur.com/PS5XUbu.png

(こちらは河川を挟んだ平地で守っている戦場。機甲師団の攻撃力は272と大きく下げることに成功した)

 

縦深防御

ルーデル様.png 次に縦深防御という防衛戦術を紹介します。

ルーデル様.png 歩兵にとって最も恐れるべきは、機甲師団の突破を許してしまい前線が崩壊してしまう事です。

ルーデル様.png 一度前線が崩壊してしまうと立て直すのにも時間が掛かり、その間に包囲殲滅をされて更に兵が少なくなり…と悪循環に陥ってしまう危険性があります。

ルーデル様.png それを防ぐために前線の後ろにも兵を張ります。

https://i.imgur.com/9KvNI6x.jpg

ルーデル様.png これは撤退線を使い、2重に兵を配備した場面です。こうすれば第一防衛線の兵が撤退しても、第二防衛線の兵が敵を足止めしてくれます。

https://i.imgur.com/9fhQzJG.jpg

ルーデル様.png 敵が第一防衛線の手前まで進軍してきた後は、前線に張り直し、攻撃線を引いて計画値を貯めておきます。

ルーデル様.png 撤退戦の状態では立案ボーナスによる攻撃力増加が望めません。いざ攻撃しようと思ったときに、攻撃力を上げておく必要があるので、前線に直すわけですね。

ルーデル様.png 画像では第一防衛線と第二防衛線で別の将軍を使っていますが、一人の将軍で管理した方が効率的である。という意見もあります。

ルーデル様.png メリットとして将軍が育ちやすく、純粋に防衛しやすい事。デメリットとしては操作を間違えると前線の兵が移動してしまう事。などでしょうか。

ルーデル様.png 可能であれば、将軍一人で管理した方が良いですが、操作量が足りないのであれば複数の将軍で管理した方が良いでしょう。

ルーデル様.png AT師団など、用途の違う師団は別の将軍で管理した方が良いです。この辺りは慣れやプレイングの好みになっていくので、自分の使いやすいやり方で頑張ってください。

 

ルーデル様.png また縦深防御には他にも利点が存在します。一つ目は戦闘幅です。

ルーデル様.png 基本的な戦闘幅は80。20幅歩兵であれば4師団、40幅歩兵であれば2師団しか戦闘に参加しません。

ルーデル様.png 戦闘幅は戦術や攻撃数によって左右されますが、最前線のプロビに何師団いようと決まった数しか戦闘には参加してくれません。

ルーデル様.png むしろ一か所に沢山いるということは包囲された時に纏めて殲滅されるリスクが大きくなります。

 

ルーデル様.png 二つ目は補給の都合です。

ルーデル様.png むやみやたらと前線に兵を並べた結果、補給が燃えて全く兵が前進しない…。ゲームの仕様を分かっていない初心者さんがよくやっているのを目撃します。

ルーデル様.png 黄色ビックリマークや、赤色ビックリマークがユニットに表示されていませんか?補給が途絶えやすく、AIが自動攻勢をストップした合図です。

ルーデル様.png これは防衛線にも言える事で、補給の悪化した兵は足が遅くなり追い越しされやすくなります。

ルーデル様.png 兵を分散配備することで補給効率が改善しやすくなるわけですね。

ルーデル様.png 空挺対策という部分にも触れておきましょう。

ルーデル様.png AIは使ってきませんが対人戦である以上、空挺兵を降下させて来ることがあります。

ルーデル様.png その時、空港や拠点を奪われてしまうと、制空や補給が悪化していきます。不利になってしまう訳ですね。

ルーデル様.png 空挺兵そのものは大した強さではありませんが、相手の前線攻撃と同時に行われると操作量を奪われ、対応するのが難しくなってしまいます。

ルーデル様.png 奪われないように最初から空港や拠点の上に兵を並べて置けば、撤退線の兵が勝手に倒してくれるという訳です。

空域防御

ルーデル様.png 河川防御も縦深防御も陸軍側の都合による防衛戦術でした。

ルーデル様.png いまから紹介する空域防御というのは、陸軍ではなく空軍の守りやすい防衛戦術です。

https://i.imgur.com/9Qg6Wco.jpg

ルーデル様.png 縦深防御で紹介した防衛線を、空軍マップで表示した画面です。

ルーデル様.png バルト諸国、ベラルーシの空域で前線を張っているのが分かりますか?

ルーデル様.png この防衛ラインであれば空軍はバルトとベラルーシに集中して航空機を飛ばしてやれば良いのです。

ルーデル様.png また、最初からこのラインに下がったことでウエスタンベラルーシや、ポーランド東部といった航空基地は初期のままです。

ルーデル様.png 最前線の航空基地のレベルを上げなければ、相手は飛ばせる航空機の数が限られ、陸軍の動きは鈍くなります。航空基地を立てようと準備すればバルバロッサの期間はあっという間に終わってしまいます。

ルーデル様.png 航空優勢を取っている間、相手には防御力と移動速度に大きなデバフを受けることになります。

ルーデル様.png また制空優勢がとれている状態であれば、CASが相手の迎撃機の影響を受けにくく、攻めてくる相手の師団に無視できないダメージを与えることもできます。

ルーデル様.png 反対に不利な空域での戦闘は、陸軍は良くとも航空機を落とされやすく空軍が次第に不利になっていきます。

ルーデル様.png 空軍ゲーなどと揶揄されるHOi4で空軍の完全敗北の後に待っているのは、陸軍の破滅です。CASが刺さり続け、追い越し殲滅が入り…見るも悲惨な状態になります。

ルーデル様.png 空域の境目に防衛ラインを引き、空軍が航空優勢を取りやすい状態にする…それが空域防御です。

 

遅滞防御

ルーデル様.png この項目は縦深防御と空域防御を理解した上で読んでくださいね。

ルーデル様.png ある人曰く、「縦深防御と空域防御は有効な防衛戦術である。だがしかし、ただで領土を渡してやる必要もない」…と。

https://i.imgur.com/8PF542S.jpg

ルーデル様.png 紫の師団が縦深防御・空域防御をしているのに対し、ピンクの師団は更にその前で縦深防御をしています。

ルーデル様.png 空域防御をしていない以上、この場所に航空基地を立てる事もなければ、航空機を飛ばすこともありません。

ルーデル様.png やることは「相手の師団に殴られながらじりじりと撤退する」事です。

ルーデル様.png 説明する分には簡単なのですが、これが非常に難しい。

ルーデル様.png 航空は劣勢になる関係上、機甲師団は快進撃をしてきます。一方、こちらの歩兵は制空劣勢のデバフを受けながらのろのろと後退しなければいけません。

ルーデル様.png 包囲されやすく、空域防御まで逃げ切れなければ殲滅されてしまいます。

ルーデル様.png その分、成功時のメリットも大きなものになります。

ルーデル様.png 戦闘しながらじりじりと撤退すれば、インフラが壊れていくからです。焦土戦術として機能する訳ですね。

ルーデル様.png インフラが修理されるまでの間、相手は攻勢はしにくく(前述の通り、補給が悪化すればAIは動かなくなる)、その分の時間が稼げるという寸法です。

リアクティブアーミー

ルーデル様.png 歩兵の防衛とは少し趣旨が違うのですが、遅滞防御に関する将軍の育成法を記しておきます。

ルーデル様.png 将軍は「多数の師団を率いて何度も戦闘に参加している」状態が効率よくスキルレベルを上げることが出来ます。

ルーデル様.png しかし師団の絶対数の少ない機甲師団の将軍はスキルレベルを上げる事は難しい。

ルーデル様.png そこで遅延防御に使う歩兵をこの将軍に任せることで…。

https://i.imgur.com/2ofyaSk.png
(初期でスキル4、装甲部隊の指揮官とコマンドーのみのスキルが、組織者、優れた参謀、レンジャー、歩兵指揮官が増えた。歩兵指揮官は必要ないが、普通に運用すればスキルを取り切る事は稀なので問題ないと言える)

ルーデル様.png 機甲師団の将軍を育成することが出来、戦車の性能を最大限に引き出す訳ですね。

ルーデル様.png 勿論、相手の将軍のスキルレベルも向上しているため、デメリットが存在しないわけではありません。

ルーデル様.png 完全に美味しい話はないという訳ですな。

最後に

ルーデル様.png 上で紹介した防衛戦術はあくまで戦術論によるものです。

ルーデル様.png 極地的撤退や、要所防衛など戦略論とは異なるため、すべてにおいて当てはまる訳ではありません。

ルーデル様.png 結局はプレイヤーがどうやって守り、どうやって戦うかを考えない事には大きな成果は得られないでしょう。

ルーデル様.png それでも上の戦術を参考に歩兵をやってみようかなーと思ってもらえれば幸いです。


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