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HOI4/北欧戦記/第十章 フィンランド最後の戦い2

1944年1月 策謀

基地.jpg
ここは連合国軍のとある基地。
日本の攻略について、イギリスのモントゴメリー将軍と、アメリカのカーチス・ルメイ少将が話し合っていた。
モントゴメリー.png何?東京に大規模爆撃を行うだと?
カーチス・ルメイ.png(カーチス・ルメイ)そうです。何度も申し上げたはず。強情な日本を屈服させるには、徹底した爆撃が必要です。
モントゴメリー.pngもうすぐ陸戦部隊が東京に到着するはずだ。敵戦力もほぼ壊滅に近い状態だ。そのような必要はない。
カーチス・ルメイ.pngまだわからんようですな。あなた方、連合盟主のイギリスがそのような甘い態度であるから、モジェ連の奴らがつけあがるのですぞ。
カーチス・ルメイ.png東京を始めとする各都市をを焼け野原とし、連中に我々の強さを見せつけてやることこそ、次の戦争、いや、世界のバランスが保たれるというもの。
モントゴメリー.pngもう少し待て。少ししたら、陸戦部隊を待機ポイントで待機させる。その後、72時間の猶予時間を作る。
モントゴメリー.pngそれから先は好きにしろ。
カーチス・ルメイ.png約束ですぞ。それでは。
(バタン)
モントゴメリー.pngくそっ!あの戦闘狂めが!何が世界のバランスだ!お前が血に飢えているだけだろうが!!
モントゴメリー.pngだいたいパットンといいルメイといい、アメリカには血の気の多い連中が多すぎるわ!度し難い奴らめ!

(ガチャーーン!)

イギリス士官.pngあーぁ。またコーヒーカップを壊して。最近じゃ軍需品も民需品もどんどん支給が厳しくなっているんですからね。
イギリス士官.png経済的に我が国も大変なんですから。
モントゴメリー.pngふん。アメリカは真逆だな。奴らは未曾有の好景気だ。戦争を利用して流れる血を舐めて、自分たちだけ肥え太っている。
モントゴメリー.pngもはや戦場は新兵器の展示会場だ。今回の東京への大規模空襲もその一貫みたいなものだ。
モントゴメリー.pngそのうち、都市を丸ごとひとつ吹き飛ばすような爆弾なども出てくるかもしれんぞ。
イギリス士官.png・・・はは。まさか・・・
モントゴメリー.png・・・

1944年1月 最後の戦い

舞鶴に上陸したフィンランド遠征軍。
すでにいくつかの連合軍部隊が展開し、関西方面にまで展開していた。
遠征軍は琵琶湖近くに軍を展開する。
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ハインリッヒス.pngそれでは作戦を説明する。
ハインリッヒス.png我々は舞鶴に上陸したが、すでに関西方面まで連合国が部隊を展開させている。
ハインリッヒス.png連合国は戦力では押しているが、日本軍の士気は依然高く、東への進軍が滞っている。
ハインリッヒス.png我々はこの状況を打破すべく、装甲師団を中心に東進する。
ハインリッヒス.png作戦としては部隊を二つに分ける。北陸から信州、関東へ向かうルートと東海道から東京を目指すルートである。
ハインリッヒス.png以上だ。諸君らの奮戦を期待する。
ハインリッヒス.pngミヤモト、君は道案内として先行部隊を率いてくれ。コイヴィスト、君はカワウ小隊を指揮して大統領をお守りしろ。
ハインリッヒス.png我々はともに東海道ルートから行くぞ。
ミヤモト.pngは!
コイヴィスト.pngはい!
ハインリッヒス.png大統領、あまり無理せんでくださいよ。
リスト・リュティ.pngわかっておる。君らの作戦の邪魔はせんよ。つくづく思うが、兵士とは大変なものだな。
・・・
・・

H42_002.jpg
ミヤモト.png東海道は平地が続いている。進軍には有利だが、敵の展開も早い。
フィンランド兵1.pngミヤモト殿、逃げる日本軍を連合国の部隊が追撃しておりますぞ。いや、あれは民間人ですな。
ミヤモト.png何!?
フィンランド兵1.png暴漢と化した連合軍の兵が日本の民間人を襲っています!
ミヤモト.pngやめろ!お前ら!軍法会議ものだぞ!
めいど4.pngきゃああ!
イギリス兵.pngぐはは。叫べ叫べ!
一般兵.PNGこいつら日本人は(ぴーーー)だ。どう扱おうが・・・

ターーーーン!!

イギリス兵.pngぐあ!!

ターーーーン!!

一般兵.PNGガッ!!
ミヤモト.png・・・ヘッドショット!狙撃兵か!?
めいど4.pngあ、ありがとうございました。あなた、その軍服は日本軍ではないのですか?
ミヤモト.pngいや、これはその、
H42_007.jpgドドド!
日本軍兵士.pngおい!お前!日本人でありながら敵に与するとは!
日本軍士官2.pngやれ!!非国民だ!
ミヤモト.pngしまった!!

ターーーーン!!
ターーーーン!!

日本軍兵士.pngぎゃ!!
日本軍士官2.pngうわっ!!
ミヤモト.png(連合軍の暴漢にはヘッドショット。そして日本兵には右脚だけを撃ち抜いて行動不能に・・・まさかこの神業的な狙撃は・・・!!)
コイヴィスト.pngミヤモト!大丈夫か?
ミヤモト.pngコイヴィスト!大統領の警護はいいのか?
コイヴィスト.png連合国軍の一般人への暴力、強姦などの蛮行が占領地の各地で行われているようだ。
コイヴィスト.png戦闘が続いている間、このようなことが続くだろう。
コイヴィスト.pngこれを防ぐには我が軍は一刻も早く日本を攻略し、この戦いを終わらせる、
コイヴィスト.pngとの大統領からのご命令だ。帝都・東京に向かうぞ。
ミヤモト.pngわかった。
ミヤモト.png・・・(しかし、まさかな。あの怪我だ。この地に来るとはない。忘れよう。今はこの戦闘だけに集中しよう)
・・・
H42_003.jpg・・・489・・・503・・・
・・・
・・

ハインリッヒス.png大統領、そろそろ箱根です。日本降伏は最終段階に入ったと言えます。
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ハインリッヒス.pngところが先程連合国司令部からの指示がありました。これから72時間は帝都東京には攻め入らず、各々の戦線にて防衛・待機との命令が下りました。
リスト・リュティ.png何だと?どう言うことだ?東京さえ陥とせば、降伏により近づくではないか。なぜ今更?
ハインリッヒス.pngもしかしたら大規模な爆撃か何かあるのかもしれません。
リスト・リュティ.png此の期に及んでそのような行為は単なる虐殺行為だ。ハインリッヒス大将、このまま東京になだれ込むぞ。何としてもその前に日本を降伏させる。
ハインリッヒス.pngですが、それでは連合国司令にあとで何と言われるか・・・
リスト・リュティ.png構わん。何だったら私がここにいることを公表してもいい。まさか一国の首脳が戦場にいると分かれば、無茶はできんだろうからな。
ハインリッヒス.pngそこまでおっしゃるなら、もう止めても無駄ですな。このまま軍を進めます。
・・・
・・

そしてリュティたちフィンランド遠征軍は、ついに帝都東京を制圧。
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モントゴメリー.pngフィンランド軍が命令を無視して東京に攻め入っただと?
イギリス士官.pngはい。すでに東京を占拠しつつあり、一部の部隊はそのまま関東一帯を抑えつつあります。
モントゴメリー.png・・・いいぞ。そのままやらせてみろ。
イギリス士官.pngは?いいので?ルメイ少将にはもう爆撃を許可してしまいましたが・・・
モントゴメリー.pngその前に日本が降伏すればいいだけの話だ。
モントゴメリー.png(全く、呆れた奴らだ。だが思わぬ誤算で虐殺が防げればそれでよい)
・・・
・・

・・・ここは東京にある大本営の地下壕である。
天皇は一部の側近のみを伴い、地下に避難していた。
入り口.JPG
山本五十六.png陛下。この東京の地下壕も危険が迫っています。長野にある大本営地下壕も抑えられました。もはや脱出するのも難しい状況です。
昭和天皇.png大東亜共栄圏・・・ここまでのようだな。
昭和天皇.png列強の理論で世界が動く。この力のくびきから小国が生き延び、共栄する為の理念も、もはや絵空事となるか・・・
山本五十六.png・・・
山本五十六.png陛下、この東京に攻め入っている部隊はフィンランドの軍のようです。
昭和天皇.png何?フィンランド軍が?
山本五十六.pngこれまで陛下が何かと気にされていたフィンランドですが、立場上、連合国に組み入れられ、先鋒を務めたようです。
昭和天皇.pngで、あるか・・・
山本五十六.pngしかし井上からの情報では、堕落した連合国軍内において、彼らは占領地や捕虜の扱いを公正にして、不正を行う他の連合軍を厳しく律しているとの事です。
山本五十六.png我が国は滅びるかもしれません。しかし、陛下の理念は国の概念を超えて、再び芽生え、そして根付きつつあります。
昭和天皇.png・・・彼らになら、我が命運を預けるに足りるのではないか?山本元帥。
山本五十六.png御意に。

・・・大日本帝国、降伏。
H42_008.jpg
・・・
・・

イギリス士官.png将軍、ルメイ少将に繋がりました。
モントゴメリー.pngルメイ少将、聞こえるか?連合国総司令、モントゴメリーである。
カーチス・ルメイ.png司令官殿?まさか今更、中止などとは言わんでしょうな。すでにBー29の爆撃部隊は、悪魔の翼を広げ、東京に向けて飛び立ちましたぞ。
モントゴメリー.pngたった今、大日本帝国は降伏した。
カーチス・ルメイ.pngな、なんですと・・・!?
モントゴメリー.pngもはや無用な殺戮は不要である。今すぐ部隊を引き返させろ。
カーチス・ルメイ.pngくそったれ!!

こうして、大日本帝国は降伏し、東京への虐殺行為は未然に防がれた。
やがて東京湾に浮かぶアメリカ海軍の戦艦ミズーリ上で降伏調印式が行われ、ここに戦争は終結した。

(エピローグに続きます↓↓↓)
第十一章 エピローグ

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(エピローグに続きます↓↓↓)
第十一章 エピローグ


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